「笑い話 スケ番」
何で自分はこんなことしてるんだろう、と思う時がある。
子供の頃の夢は、たしか宇宙飛行士とか、アイドルだったはず。
だけどいまのアタイはグレ者のスケ番。
毎日毎日仲間達と馬鹿やってハメ外して、そんな毎日。
本当言うと夢を捨てたわけじゃない。
だけど、いまさら普通の人間には戻れない。
アタイを慕う舎弟達だって大勢いるのだから。
そう、アタイは今スケ番達の頂点にいる。
アタイが普通の人間にもどるという事は、イコールそいつらの信頼を裏切る事になる。
スケ番として、それだけはやっちゃいけない行為。
それがはぐれ者のスケ番であるアタイに残された、たった一つの誇り。
うだうだ考えててもしょうがない。それが自分の選んだ道。
だったら、アタイの下に集まったアイツらを道を外れないように引っ張ってやるのがアタイの務め。
それが今アタイにできる精一杯の事。
さあ、早く行ってやらなきゃ。何百人の舎弟達が待っている。
竹刀OK! バングルOK! スケッチブックOK! プラカードOK!
それじゃあ集会の始まりだ。しっかりついて来いよ舎弟ども!
今日も飛ばして行くよ。遅れんじゃないよ!
アタイは舎弟達に向かって声を張り上げる。
「ようし! ではこれより、関東スケ番連合緊急集会を始める!!」
<あとがき>
笑い話第二弾。
桜塚やっくんをネタに書いてみました。
本当にこんなわけはないですけどね。(笑爆)