ここまでは上手に小説を書くための決まりとテクニックを勉強してきました。
この章では少し視点を変え、より多くの人の目を引くためのテクニックについて勉強していきたいと思います。
本屋さんや図書館で本を選ぶとき、あなたはまず何を見て本を選びますか?
ほとんどの人の場合、まず見るのはその本のタイトルだと思います。
タイトルというのはその本の顔のような物です。
本のタイトルに魅力やインパクトなければその本が手にとってもらえる確率は低くなります。
逆にタイトルが魅力的だったりインパクトが強ければ手にとってもらえる確率はグッと上がるわけです。
かといって、内容と全く関係の無いタイトルだと下手をすると詐欺になってしまいます(爆)ので、内容にマッチするようにもしなければいけません。
このあたりは元々のセンスもありますが、何本か小説を書いて経験を積んでいく事で磨かれていくと思います。
タイトルを見て本を手に取ったら、次にすることはなんでしょう。
お気に入りの作家やシリーズの本ならともかく、初めて手に取る本の場合まず冒頭部分を何ページかめくって、その導入部文に軽く目を通します。
……まあ、中にはうちの母親のようにラスト何ページかに軽く目を通すという人もいるようですが。
とにかく大部分の人は、冒頭部分に目を通して読むかどうかの最終的な判断をするはずです。
つまりそこで面白みやインパクトが無ければ、その本が読まれずに戻される可能性が高くなるということです。
逆に言えば、冒頭部分でいかに読者をひきつけるかが最後まで読んでもらうためのキモになるということです。
例えば、冒頭にいきなり戦闘シーンや事件の発生を持ってくるなどして冒頭部分にインパクトを持たせればどうでしょう。
おそらく続きを読んでみようという気になる読者は多くなるでしょう。
このように、冒頭に読者をひきつける工夫をする事でより多くの読者を獲得するエサ(言い方は悪いですが)にする、というのがより多くの人に読んでもらう重要なテクニックの一つです。
タイトル・冒頭で多くの読者をひきつけたとしても、それに続くストーリーが面白くなければ途中で読むのをやめられてしまう可能性が高くなります。
たとえば同じシーンがだらだらと続いたり、ストーリーに動きの無い単調な作品では途中で飽きがきてしまいます。
そのような状態にならないようにするために、書き手は読者を飽きさせないようにするための工夫をしなくてはいけません。
特に長編の小説を執筆する際はそれが必須になってきます。
例えばストーリーの要所要所に小さなヤマを作れば、読者の飽きを抑えることができます。
第四章の基本事項や第五章の応用テクを活用することも大切です。
自分で読んで面白いと思う小説ではなく、他人が読んで面白いと思う小説を書く、これが全てです。
以上で上手な小説を書く方法の解説は終了となります。
ここまでに書いた事を自分なりによく研究して、素晴らしい小説を書いてください。
さて、次の章ではおまけコーナーとして、詩と二次創作についても少し語りたいと思います。
興味のある方はもう少しお付き合いくださいませ☆